多くの Siri のやり取りと要求は、匿名化された音声録音を Apple サーバーに送信して、処理、レビュー、正確性と品質の確認を行います。たとえば、iPhone の Siri に天気を尋ねると、その要求は音声として記録され、Apple サーバーで処理される場合があります。このデータは Apple ID から匿名化されていますが、明らかに特定の iPhone または iPad に関連付けられています。
一部のユーザーは、個人的、職業的、またはプライバシー上の理由から、自分のデバイスに関連付けられている保存済みの Siri オーディオ履歴とディクテーション履歴を削除することを希望する場合があります。この記事では、その方法を説明します。
iPhone および iPad の Apple サーバーから Siri オーディオ履歴を削除する方法
この機能はデバイス固有であるため、Siri を使用したことのある他の iPhone および iPad ハードウェアで同じ削除プロセスを繰り返すことをお勧めします。 Siri データ削除プロセスの仕組みは次のとおりです。
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その後、リクエストが受信され、Siri とディクテーションの履歴データが Apple サーバーから削除されることを示すアラートが表示されます。
Siri の音声履歴を削除しても、Siri のコマンドやトリックの機能にはまったく影響がなく、Siri とその特定のデバイスから作成された録音が削除されるだけであることに注意してください。
iPhone と iPad で Siri を完全に無効にすることもできます。また、機能をまったく使用していない場合やその他の理由で Mac で無効にすることもできます。
Siri の音声録音を削除する機能は、iOS 13.2 以降および iPadOS 13.2 以降で利用できます。以前のバージョンのシステム ソフトウェアには、この機能が含まれていません。
このデータ削除およびプライバシー機能は、次のようなガーディアンの記事に対応している可能性があります:
そのガーディアンの記事に応えて、アップルはガーディアンに次のように語った:
Apple は機能としてデータのプライバシーを推進しているため、ユーザーがこれらの Siri 音声録音を Apple サーバーから削除できるようにする新機能を導入することは、ユーザーが個人データをより詳細に制御できるようにするため、理にかなっています。
最新の iOS および iPadOS バージョンのもう 1 つの別の新機能を使用すると、Siri のオーディオ録音ストレージをオプトアウトして、iPhone および iPad で全般的に確認できます。この設定には、[設定]> [プライバシー]> [分析と改善]> [Siri と音声入力の改善] をオフにすることでアクセスできます。最新の MacOS バージョンにも同様のプライバシー機能があります。